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居抜きのメリット・デメリット

東京や大阪、横浜と言った大都市圏にお店を出したいと考えた時、まずはその場所を考えることになるでしょう。その選ぶ場所は、夜になると人も通らないような不便な場所にお店を出す人はいないでしょう。
多くの人は、人で賑わう繁華街であり、その中でも人の流れが良いところと願うのが、本音です。しかしこの希望する場所でお店を出すとなると、その費用は莫大なものとなってしまうと想像出来ます。
誰もが考えるのは、その出店のための費用は、出来るだけ抑えたいと言うことではないでしょうか。場所が良いところを希望するのですから、ある程度の家賃は覚悟しているはずです。そうなると、考えることになるのが、出店のための費用となって来ます。

この出店の時に利用すると良いと言われるのが、居抜き物件と言うものになります。先の入居者が、設備機器やトイレなども使える状態で、出て行ったことから、その什器備品を再利用出来るメリットが生まれます。
ですから、調理場の設備やエアコンなどの空調設備を新しく購入したり、リースをする必要がありません。綺麗に掃除をすることで、十分使えると言う特徴があります。このことから、初期費用が相当安く抑えることに成功するはずです。百万単位のお金を抑えることになったことから、その費用を宣伝広告費や当座の人件費に当てることも出来ることも可能となります。
また、内装の設備なども整っていることから、店舗の開店を早くすることが可能になります。工期がほとんどないことから、開店が早くなり、収益も早く上がることになって来ます。

居抜き物件には、メリットも多くありますが、デメリットもあると知っておきましょう。
その一番の難題は、レイアウトを変えることが出来ない辛さです。設備等が決まった所に配置されていることから、決まったレイアウトで勝負することになります。
そのことが本意でない人には、ツライ気持ちになるかも知れません。レイアウトを変えるとなると相当の費用もかかることから、別な場所を探した方が良いと言うことになるのでしょう。
またその設備が古くなってしまっている可能性もあります。物件を決める前に、綺麗になるのか、機械類ですと故障の心配はないのかなどの確認をすることが、大切です。オープンしたのは良いけれど、機械類が故障だらけでは、商売になりません。
そして、出来れば前のお店が、何故この店舗を諦めたのと言う理由が知っておくことも、決して損なことではありません。

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